2013.06 プリンスエドワード島 5日目

シップライトイン 朝食

8:25

昨晩はよく眠れました。

早朝にTさんやKさんIさんが
発たれることがわかっていたので、
もし早起きできたらお見送りしようと思っていたんですが

・・・

ごめんなさい、
そんな余裕は全くなく
今日のツアーの仕度をしておいてから朝食に向かうのが
精一杯でした^^;

部屋を出てテラス沿いに移動して
ダイニングへ。

ここはキャベンディッシュの時のように
雨が降っていても傘をさす必要はありませんね。

今日はカナダデ−(カナダの建国記念日)なので
ダイニングはメープルの国旗で飾られていました。
お皿までメープル柄です。

曜日によってメニューが違うようです。

卵はスクランブルにしてもらいました。

このパイは甘さが少なく
私的にはこのインでの朝食が一番でした。

このヨーグルトは舌にも目にもGOOD!

ダイニングの奥にあるプレイルームです。

冷蔵庫には冷たい飲み物が入っていて
いつでもどうぞということでした。

床屋さんのレトロな椅子。

これは玄関を入ったところから
ダイニングを撮ったものです。

そして玄関入って右側、
ダイニングとは反対側のリビングルームです。

そしてダイニングの壁にあった世界地図。

よく見るとピンがたくさん刺されています。

このインに泊ったゲストたちが
世界中から来ていることがわかります。

日本からは、、、、

うわっ、私が刺す場所無い・・・




オーウェルコーナーツアー

9:30

PEIには電車が走っていないので
大きな移動手段は車を頼らなくてはなりません。


女性一人でタクシーに乗るのも
レンタカーを借りるのも
小心者の私にはムリな話で、
でももう2度と来られないかもしれないのだから
できるだけいろいろなところへ行ってみたい。

この我が儘には現地ツアーに参加するしかないと
2つのオプショナルツアーに申し込み、
今日は
赤毛のアンの時代のままに保存した
オーウェルコーナー歴史村を見学します。
料金は一人(90カナダドル(9,000円))でした。
ただし、二人以上の参加がないと催行されません。


今日のツアーは私と
初日に一緒に空港から移動したシニアのご夫婦との
三人でした。
こちらのご夫婦のお孫さんが
私の家の近くに住んでいらっしゃることがわかり
ここでもご縁を感じました。

ガイドさんは若い女性が運転手も兼任で
なんだか、知り合いの優しいお姉さんが
連れて行ってくれる、みたいな感じでした。

ポイントプリム灯台

10:30
途中でプリンスエドワード島で一番古い灯台(→コチラ)に寄りました。


ロブスターの仕掛け。

お天気がもう一つなところが残念。


オーウェルコーナー歴史村

11:00

 

 

この歴史村はアヴォンリービレッジのような後で作られた村ではなく、
元々あった村をそのまま残したようなところなので
アンの生きた時代を実体験するには一番なのでは、と
行ってみたいと思ったのです。

今日はカナダデ−だからか、
12時以降の入場はタダのようです。

まずはその時代の農作業に使った器具や
ソリなどが展示してあります。

私は「大草原の小さな家」というローラ・インガルスのお話も好きなのですが
ガイドさんも大好きだと言ってくれて、
(やっぱりアンが好きな人は同じだなと思いました)
どちらの時代が古いのかと尋ねたら
「大草原〜」の方だということでした。

カナダとアメリカのお話で国は違うのですが
アンの話の方が華やかな感じがするのです。
「大草原〜」は開拓時代の話なので
いろいろ厳しい現実もあったのですね。

村の小学校。

当時はワンルームスクールという形態がほとんどのようでした。


この机の穴は、、、

インク壺入れでした。

住宅兼雑貨屋さん

店内にはあらゆるものが売られています。
(実際には売り物ではないです)

実際に触らせてもらいました。

これは子供のワンピースですが

後ろを前に持ってくればコートに早変わり、と
工夫がされているのだそうです。

クマの毛皮の手袋や

からくりの人形や

ネズミとりや

日本からの輸入物も

売られているんですよ〜との店主の説明でした。

お店の裏は住居スペースです。

ダイニングや

リビングは

グリーンゲイブルスなどと
あまり変わりはないですね。

とっても立派なストーブ。
これは銀の森屋敷で見たのと似ています。

ステッキ掛け

こちらのお宅にはその頃
お針子さんが下宿していたそうです。

これはどんな体系の人にも合わせられるお洋服の型。
すごい画期的!!

昔の洗濯機。

納屋をのぞいてみました。

馬は全く動かなかったので剥製か何かだと思っていたら
かすかに動き、びっくり!!しました。

この屋根の素材を作っているところは少ないそうです。

奥に鍛冶屋さんがあり、

私がのぞくと
お兄さんが実演をしてくれました。

村の公会堂です

東日本大震災が起こった翌日、
この公会堂に人々が集まって募金のためのバザーが開かれたそうです。
この村を訪れる日本人たちのマナーがいつもよかったことが
日本に対する印象をとてもよくしていたということです。

その話を聞いて、
「旅の恥はかき捨て」とは言うけど
日本人として恥ずかしい行いは決してしてはいけないな、と
心して旅を続けようと思った次第です。

私も小さいころこういう着せ替え遊びしたした!
自分でも作ったよ。

本当は外でピクニックランチだったのですが

雨が降ってきたので
この公会堂内でいただくことになりました。
ガイドさんがセッティングしてくれました。

村の教会

長老会派の教会は質素です。




シャーロットタウンその2

13:47
ツアーから戻ってすぐその足で
お土産を買いにダウンタウンに出ました。
今日は一人での街歩きです。

↑シップライトインの前の道路

シップライトインの裏方向から撮った一枚。

シップライトインのお隣はFitzroy HallというB&B

PEIには何百と教会があるそうですが
このシャーロットタウンの町だけでも
ちょっと歩けば必ずそこには教会がありました。
まずはシップライトインを出れば
歴史がありそうな教会をみつけることができます。

↑地図はクリックで大きくなります。

シップライトインのある隣のブロックを回ると
そこにあるのがロッド シャーロットタウン ホテルでした。

大手ツアーではこのホテルに泊まるプランがありましたが
シップライトインなどのB&Bへは追加料金が必要になっていました。

PEIではB&Bの方が格上なのでしょうか?

そのまま進むと消防署があり、
前にはクラッシックな消防車が
観光客用にでしょうか、置かれていました。

この街では全然違和感ありません。

そのおとなりは市庁舎です。

(↓この写真は消防署の方から撮っていませんが。。)

ドラッグストアに入ってみました。

お菓子から衣料品まで何でも売っていました。

この先のコンフェデレーションコートモール

楽しいお買い物ができるところだったのですが
残念ながら今日祝日はお休みでした。

コンフェデレーションセンターでは
赤毛のアン」のミュージカルが行われるのですが
残念、開演は2・3日後からでした。

そのお向かいで「アンとギルバート」というミュージカルが開演中でした。
ガイドさんのお話では
ギルバート役の男性がなかなか良かったとのことです。

観光馬車も街に溶け込んでいます。

州議事堂

カナダの連邦結成の会議が行われた歴史的建造物で、
いわば「カナダ建国の場所」なのだそうです。

イギリスのウィリアム王子夫妻がいらした時は、
この議事堂の前から海辺まで、馬車に乗ってパレードをされたそうです。

ハンドメイドの石鹸屋さん


と同じ通りにあるのかわいい雑貨屋さん。

ヨットハーバーのお店はみんな開いていて
この辺りでいろいろお土産を買いました。

楽しそうなお店がいろいろありました。


買ったものはまたあとで載せます。

あとはシャーロットタウンの中でも数ある教会の中から
私が見つけた教会です。

Zion Presbyterian (シオンプレスビテリアン?) 教会



セントポールス教会

セントポールス教会関係の建物


セントダンスタンス教会
総石造りのローマンカトリック教会

街の中でもひときわ目立つ大きな建物でした。

今日は中に入ることができ写真もOKのようです。

長老会派の教会に比べて豪華ですが

やはりこの雰囲気の方が厳かな雰囲気は味わえます。

祭壇には「最後の晩餐」の彫刻絵がありました。

ダンスタンス関係の建物らしいです。

教会のすぐお向かいの赤い建物が有名なB&Bグレートジョージ


ダウンタウンからこのくらいの距離だったら
こちらもよかったかも。
オーウェルツアーで一緒だったご夫婦は
2日目からこちらにお泊りになったそうで
(1日目は夜中に着いてただ寝るだけだったので
他のホテルに泊まられたそうです)
とても満足のいくおもてなしをうけられたとのことです。

17:07
3時間以上も歩き回り疲れたのでインに戻って

少しお茶をいただきました。

ケーキなど自由にいただくことができます。

部屋にもどったらインのご主人が
「冷蔵庫に入れて忘れないように持って行ってくださいね」と
明日の朝食を持って来てくれました。
明日の朝はとーっても早いので
お弁当にしてくれたのです。

さて、今日のお買い物です。
まずはヨットハーバーにあるお店で買ったもの。

これは特にプリンスエドワード島のお土産としては関係ないのですが
とても可愛くて3つで20ドル、
6つで税金込みで45.60カナダドル→一つ7.6カナダドル(1つ760円)
だったので買いました。

革製で指輪としてだけではなくリングにワイヤーが入っていて
スカーフなどにもつけられる造りになっています。
形や色が色々あって
本来私はこういうものを買うのが好きなので
楽しかったです。

男性陣にTシャツのお土産。
1枚10ドル(1000円)+消費税

島の赤土で染めたTシャツもありましたが
あまり好みの色ではなかった(薄い茶色)のでやめました。

カナダといえばのメイプルシロップ。
1瓶25mlで2.75カナダドル(275円)

PEIではほとんどメイプルシロップはとれないそうですが
とりあえずみなさんへ渡すものとして
アンの絵が描いてあって手ごろでいいかな、とこれをいくつか買いました。

この絵はダウンタウンにある「アンオブグリーンゲイブルスストア」で買いました。


消費税込みで6.86カナダドル(686円)です。

旅の記念に壁に飾ります。

これはカナダのテレビ番組で有名になったというハニードロップ。
「アンオブグリーンゲイブルスストア」のとなりの
アンオブグリーンゲイブルスチョコレート」で買いました。

消費税込みで1箱5.7カナダドル(570円)

プレーン味とレモン味の2種類買ってみました。
私的にはレモンの方が甘いだけでないので好みです。
紅茶に入れて溶かして使うのが一番だと思います。

それから、
配り用のメイプルティーです。
一袋にたしか4バッグ入っていたと思います。
1.99カナダドル(199円)でした。

ほんのり甘い香りで美味しかったです。

あと、その隣のブロックのリカーショップへ入って

アイスワインをさがしました。
あったのですがけっこうなお値段だったので
まずはミニサイズのものがないか尋ねたのですが
(本当は1度はあきらめてお店を出たのですが
いや、これではいけない、と
再びお店に戻って聞いたのでした。)
置いていない、ということでした。

今夜は部屋でランチの残りのサンドイッチと
先ほどのアフタヌーンティー
軽く済ませちゃいました。
なんだか不思議とあまりお腹が空かないのです。
↓これは主人が持たせてくれた
マルクトのチョコレートサブレ。

これは難波の高島屋にしか売っていない
(2013年7月現在〜9月に岡山にも出店したそうです)
とーっても美味しいお菓子なのです。
こんなお菓子をちょっと食べてお腹を満たしたりして
グルメな旅ではありませんでしたね。
他に持ってきたお煎餅などは残ったので
PEIツアーズのガイドさんにあげちゃいました。

さて、これは↓今回私が持ってきた通信装備全部(+カメラ)です。

明日は帰国日なので
日本で使うものもしっかり充電。




カナダデー花火

20:03

今日は7月1日、カナダデ-です。
カナダの建国記念日です。
カナダにとっては特別の日なので
昨日今日と街中お祭りでしたが
今晩はその最後を飾る花火大会が催されるということで
私もそれを観にビクトリアパークへ向かいました。

夜の9時なのにまだ明るいのです。
ダウンタウンとは反対方向に行けばたぶん行けるだろうな、、と
歩きました。

その途中で有名B&Bを見つけました。

シャーロットローズイン

ヘリテージハーバーハウス

そのお隣にソナタインがありました。

道を挟んでお向かいにとても立派なお家がありました。

思わず写真を撮って

ぐるっと回ってこちらが正面かな、、、

なんと売却物件のようでした。

散歩中のおばさんに「気に入ったかい?」と
言われてしまいました。
とても気に入ったけど買えないよ〜^^;

石造りの素敵な建物、、

と思ったら

何やら由緒ある(?)建物のようです。

ビーコンズフィールド


これは博物館のようです。

ここまでくればもう海が見えたので
この辺りで花火は見られるかな?
人々の向かう方向へ私もついて行きました。

21:05
まだ暗くなりませんが
もうこんなに人が集まっています。

私も赤い石の上にすわって
花火が打ち上げられるのを待ちました。

22:00
暗くなってやっとfireworks display の始まりです。

しまった、、、

三脚忘れた。。。

すっごくたくさん撮ったわりにはまともなものがなく、
何とかとれたものをUPします。

20分ぐらいの花火大会でしたが
思ったより立派で楽しめました。

日本と違って周りにお店が出るわけでもなく、
衛生的で
純粋に花火だけを楽しむことができました。

普段はもっと静かなシャーロットタウンなのでしょうが
私が今回見たのは特別なPEIの州都だったのです。

さて、明日はいよいよPEIとお別れの日です。
5泊7日の旅でしたが正味4日間、
憧れのプリンスエドワード島を満喫することができました。

本当に美しい島でした。


時間がゆっくり動いていて、
人々もとても親切で、、、
想像していたよりもうんと素敵なところでした。



素敵な出会い

後日
同じように一人でPEIに行かれる予定だという女性から
メールをいただきました。
とてもうれしかったです。
そして、実は
またもうお一人同じような方からメールをいただきました。

なんという偶然でしょう!
このお二人の旅の日程がほとんど同じだったのですよ。
成田⇔トロントが同じ便。
それも同じくビジネスクラス

お二人は
成田のANAラウンジとトロントのメープルリーフラウンジで落ち合い、
お話をすることができたそうです。

私もその仲間に加えていただきたかったわ〜と思いながらも
とても素敵な出会いのお手伝いができたことに
幸せを感じました。

さて、これらの写真は
私が見たかった秋のPEIの風景です。
先日(2013年10月)無事帰国されたYさんから送っていただきました。

ハロウィンの飾り付けも
PEIの秋を演出しています。

これを見ていたら
秋にも行きたーい!!・・・・と
思ってしまうのであります。
Yさん、貴重なお写真をありがとうございました。