2013.06 プリンスエドワード島 2日目

ダルベイバイザシー

おはようございます!
まずは
昨晩撮った写真を紹介します。

エントランスを入ってすぐ左手奥の
ここがフロントカウンター。
若い女性スタッフが一人で待っていてくれました。

エントランスを入るとまずこの”本物”の暖炉に
目を奪われます。

暖炉の向かいの壁、窓側。

そして図書室。

正面の階段を上って

1階のロビーを見下ろしたところ。

↑ドアの左には新婚旅行で訪れたウィリアム王子とキャサリン妃
実物大のお写真が。。。

せっかくですが
このホテルにこういうものはそぐわないと思ったのは
私だけ?

もう一つ階段を上がります。

こはちょっと立派な山小屋のロビーって感じ?

さて、ここを左奥へ進むと

赤い印のあるところが私の部屋です。

さてどんなでしょう。

ドアを開けた途端
「わぁ〜、かわいい!」
と歓声を上げてしまいました。

実は、、、
一旦荷物を置いてカメラを持って部屋を出たのですが

もどって来た時に部屋の鍵が開かなくて
まっつぁお・・;
初日着いた途端、どうしましょう・・・

意を決してフロントに行ってお尋ね申し上げました。
そしたら、、
何のことはない、

↑私はドアノブの方の鍵穴に一生懸命鍵を差し込んでいたのですが
そこではない、上の鍵穴だったのでした、とさ。
そういえば、、、
最初お部屋に案内されたときに言われたような気もする。。。

一大決心をして叶えたPEI旅行。

時差ボケなんかで時間を無駄にしたくない、と
1日目、どのタイミングで寝るかしっかり考えて
ラウンジでも絶対寝ないように頑張って
(まぁ、緊張と興奮で寝ようにも眠れなかったということもありますが)
昨晩はベッドでぐっすり気持ちよく眠れました。
でもこの旅行中、
まず3時間きっかりで目が覚めるという毎日でした。

今朝も6時前に目が覚め、
まず、シャワーを浴びようとバスルームの電気をつけたら
点かないではありませんか!?
え!?どういうこと?
もしかして7時にならないと点かないとか?(田舎だし・・・)
いやいやいやそんなはずないでしょ。
え〜〜どうするの?


↑続赤毛のアン「アンの青春」の一場面

さてまた質問タイムです。
フロントに降りてみました。
そしたらスタッフが何人かいて
ニコニコしながら
全館停電だとか、そのうち点くでしょ、みたいに
あまり深刻ではなさそうです。
朝食の仕度もできないからどうぞ、
お茶でも飲んでて、
とお茶の用意がされてはいましたが。。。
ちょっと違和感を感じながらも
(いや、日本だったらありえないでしょ。
もしそんなことになったらお客さんに平謝りだと思うよ)
シャワーはできるかって聞いたら
多分それは大丈夫、って。

英語ってホント何とかなるもんです。
だてに中学から何年も勉強してきたわけではないわ。
・・と変な自信を持った私でした。
だって、これがアラビア語やロシア語だったら
お手上げですよ。

お部屋に帰ってとりあえず
バスタブにお湯を張りました。

これがなかなか温かくならず
心配しましたが
何とか入れました。

そしたらガチャンと電気が点きました!
はぁ〜、よかった。

8:30

当初、朝食は付いていなかったのですが
PEIセレクトツアーズさんの計らいで
ホテルのレストランでいただくことができました。

やっぱり景色を見ながら食べたいな、ということで
窓側に席をとってもらいました。

まぁなんて可愛らしいセット。

このPEIでは
ドライフルーツやナッツ類をたくさんいただきました。

ただ、お野菜が乏しいような、、、、
なんでも、パンはライ麦(だったかな?)をよく食べるので
大人には特に野菜は必要ないという考えがあるとかって
どなたかが言っていました。

午後3時にお迎えが来てキャベンディッシュに移るのですが
それまではフリーです。
11時にチェックアウトをして
自転車を借りて(1時間約1,000円たかっ!)
海岸沿いをサイクリングしてみることにしました。
はい、ひとりで。




海岸沿いサイクリング

昨晩ベッドに入ってから
もう一度起きて作ったてるてる坊主。

もうこうなったら神・・・いや坊主頼みですよ。
ティッシュと針と糸とボールペンで作りました。
眠い目をこすって頑張りました。
ホントはもうベッドに入ってしまったので
起きて作るかどうか迷ったのですが
いや、これを作らずして目を覚ました朝、
雨が降っていたらとっても後悔するだろう、と。
この旅行で後悔は残したくなかったのです!!

11:03

レンタサイクル小屋がホテルの横にあるのですが
そこのおじちゃんが気のいい人で
私にピッタリ(?)の自転車を選んでくれ(どれもほとんど一緒)
私の荷物(手提げと肩掛けの2つ)を見て大丈夫かいと
心配してくれ、
気持ちよく送り出してくれました。

お天気が気になりますが
とりあえずまだ降っていません。
海岸沿いの道路にはすぐ出ました。

自転車は右側通行ね。

ほとんど車も人も通りませんが
この時左方面からかっこいいサイクルライダーの女性が
さっそうと通り過ぎました。
ちゃんと「ハーイ!」と声をかけてくれるのですよね。
この後もそうやって声を気軽にかけてくれる島の人に
とても親しみを持ち接することができました。

海岸沿いといってもほとんどずっとこんな感じ。

海側ではない左手に赤土の道が見えました。

プリンスエドワード島の土はこのように赤いのです。
思わず引き込まれそうになりましたが
迷子になるといけないので
ここへは進みませんでした。
何せ、小心者なんで。

0:12
1時間以上一生懸命進んでただ今ココです。

と言っても黄色の↓から出発してピンクの↓まで行き、
大して景色も変わらないので
今ずいぶんもどって来たところです。

海岸に降りてみました。

赤い海岸です。

映画で見た通り。

赤い土には鉄分が含まれているのだとか。

ホテルを右に通り過ごして

ここはダルベイレイクのほとり。

この景色です!!

アンが自転車で通ったのは!

こんな感じ♪

自転車の向きが違うけど・・・

でも私は・・・


せっかくアジアンティックな服(去年シンガポールで買ったやつ)を着て
おほほと決めるつもりだったのに
寒かったのです。
とても。。。
長袖の下着の上にそのアジアンチュニックを着て
薄手の長そでカーデに冬用のカーデ
そしてその上にレインコート。
日よけにダースベイダーなるサンバイザーをして
とんでもない日本人になっていました。
すみません。

自転車は2時間借りたので
もう少し散策してみます。
ホテルの横を通り過ぎて

右手にあった建物。

わかんないけど多分
このあたり(国立公園?)を管理するところなのではないかしら?

少し奥まで行くと

小さな森がありました。

ホテルの外の写真を撮っていたら
香港から来たというマダムに
ここに泊ったのかと聞かれ、
エスと答えると
どんなふう?なんて答えに難しいことまで質問されたけど
なんとかなるもので
私は香港に息子がいる(留学生のホストファミリーをしたという意味で)とか
余計なお話までできましたよん。



13:15

本当は3時のPEIセレクトツアーズのお迎えが来るまで
ずっと乗っていいといわれたけど
もう行くとこもないし
雨もちょっと降ってきたので
2時間ちょっとで戻ってきて
ライブラリーで一休みしました。

自転車小屋のおじちゃんは
雨が降ってきたことを心配してくれてたみたいで
私がレインコートを着ていたのを見て
それはよかった!と安心してくれました。

ここにも暖炉があり、前のソファに座っていたら
ティーオアカフィ?って。
お茶をいただきました。

寒かったので温まってよかったです。

3時のお迎えまで2時間弱。
何してたんだろ。。。
そういえばお昼ごはんは?
とにかくボーっとしていました。

暖炉の火って
見ているだけでいつの間にか時間が過ぎていきます。

昨晩のMさんが迎えに来てくださり
そうだ、聞かなくちゃ、と。
チェックインとアウトの時にホテルスタッフが
スーツケースを運んでくれたのですが(エレベーターがない)
その時にチップを渡すのを忘れていたので
どうすればいいか聞いたのですが
この場合、必要ないそうです。
この後どこのホテル(B&B)でも同じでした。
でもピローチップは必要です。

それから
レンタサイクルをカードで払ったのですが
その領収書がなかったので
(支払証明みたいなものをサイクル小屋のおじちゃんに渡してそのまま)
きちんと作ってもらいました。

さて、憧れのダルベイバイザシーともお別れです。
本当は此処は3日目に泊まるはずだったのですが
ちょうどその日は貸し切りの結婚式があったので
特別に日程を変更してもらったのです。

なので滞在時間が少し短くなってしまいましたが
周りに何もないところなので
まぁ、これはこれでよかったです。
昔は大富豪の家だったというこのホテル。
初めての外国ひとり旅の最初の記念すべきホテルが
ここダルベイバイザシーだったことは
ちょっとした自慢自信になりました。




キンドレッド・スピリッツ・カントリー・イン

Mさんの運転で今日の宿泊地キャベンディッシュへ向かいます。
その途中こんな可愛い灯台に寄ってくれました。
コープヘッド灯台です。

実は私は明日、「北海岸ツアー」というのに申し込んであるのですが
そのコースの中にダルベイバイザシー(見るだけ)と
近くのコープヘッド灯台もあるので
Mさんが気を利かせて私には今日先に連れて行ってくれ、
明日は私だけ早めにツアーを切り上げ
時間を有効に使わせてくれるという計らいをしてくれたのでした。

灯台の前の景色はこんなです。

ダルベイの周りは本当に何もなかったので
やっとPEIの普通の景色を見ることができました。

15:45

キャベンディッシュでの宿泊は
キンドレッド・スピリッツ・カントリー・インというB&Bです。

B&Bというのは
”ベッド アンド ブレックファスト”の略で、
朝食付きの海外版民宿、低料金宿泊施設 のことです。
といってもPEIでは決して低料金とも限らないみたいです。
J○Bなど、大手旅行社ではB&Bに泊まるには
追加料金が必要でしたから。

キャベンディッシュでは一番人気のキンドレッド・スピリッツ・カントリー・インに
泊れたのはラッキーでした。
なにしろ私、旅行を決めたのが2カ月弱以内だったので
もしかしたら他のB&Bになる可能性大だったのです。

おまけにお部屋は何とアップグレードのメゾネット。

なぜアップグレードとわかるかというと
ベッドルームが

無駄に2つも(゜o ゜)!
どちらもブルー基調の清潔感あふれる可愛いお部屋でした。

片方のお部屋を荷物置き場にさせてもらいました。
 

テレビは下のリビングと左側のベッドルームにありましたが
BSNHKなどはやっておらず
ほとんど見ることなし。
DVDも見られますが借りられるものは
全て外国語。
アン関係のものでもあればよかったけど
私は見つけることはできませんでした。

お風呂はジャグジー付。

でもかなり音がうるさく
近くのお部屋で夜中に使われると
びっくりするほどでした。

キンドレッド・スピリッツというのは
たしか「腹心の友」と訳されていた
孤独なアンがよく使った言葉だったと思います。

このB&Bは広い敷地にコテージも何軒かあり
真ん中は子供たちが遊ぶ公園になっています。

そしてプールも。

なんと私の部屋はこのプールに面した扉から入ります。

16:30

夕食までまだ少し時間があるので
周りを少し散歩してみました。
すぐ近くにグリーンゲイブルスがあるらしいので
まずそこを目指します。
キンドレッド・スピリッツ・カントリー・インの敷地を出るとすぐ左手にあるのが
キャベンディッシュブリーズイン

日本人の方がオーナーだそうです。

こんな道を進めば

すぐに大通りに出て、、

右に曲がってちょっと行ったらすぐまた右に曲がって
奥へ進んだらそこがグリーンゲイブルスです。
・・・ってよくわかるし。。。f^^;

グリーンゲイブルスは明後日のアンツアーで行く予定ですが
何せあの天気予報です、
明後日が今日より天気がいいとは限りません。
雨よりましな今のうちに
ちょっと行ってみることにしました。

↑これはグリーンゲイブルスのビジターセンター。
ここで入場料を払うのですが
グリーンゲイブルスは料金を払わなくても
外からの写真を撮るのはいくらでもOKなのです。

でも結局は明後日もまあまあの天気だったので
グリーンゲイブルスの写真はそちらの写真と一緒に
明後日の日付で載せますね。

写真を撮っているうちはよかったのですが
雨が降ってきました。
急いでお宿に戻りました。
グリーンゲイブルスとこのB&Bは背中合わせぐらい近いので
近道がわかればすぐに着いたのですが
へへへ、、、
迷っちゃいました。

↑バンガローばかりが集まったコート。

6:00

今晩はこちらで夕食が付いていました。
ダイニングは私の部屋と同じ建物なのですが
私は一旦プール側に出てから
玄関エントランスから入り直さなくてはいけません。
雨の時はちょっと面倒。

玄関すぐのフロント。

2階へ続く階段。

リビング。

ダイニングはこぢんまりとナチュラルな雰囲気です。

え?これ私ひとり分!?

多い。。。

この夕食の時に一緒になったのが
KさんIさん母娘と一人旅のTさん。


↑これがメインになるマシューのクラムチャウダーです。
美味しかったです♪
でもすごく多い。。。


母娘さんの場合はお母さんがアンのファン、
それで娘さんが高校生の時にPEIに行くためにお金を貯めようと言ってくれ
実際、二人で積み立てていたそうです。
娘さんがお嫁に行き、そんな話も忘れかけたころ、
お嬢さんの方からあらためて誘われ、
この度めでたく実現の運びとなったというエピソードを
聞かせていただきました。

お嫁に行かれた先のお姑さんも
快く送り出してくださったとの話を聞き
近い先、その立場になることが決まっている私とTさんは
心してその微笑ましいお話を伺いました。

というのも、
Tさんもこの度ご長男さんの結婚が決まり、
以前から行きたいと思っていたPEIに行くなら今だ、と
初めての海外ひとり旅行を決められたとのことなのです。
まぁ、私もそうなの!!
と、長男の結婚式を間近に控えた私も
それが一つのきっかけになったと思い、
話に華が咲きました。


↑お部屋のウェルカムスウィート、
ミントののチョコレート。

この後の旅程でも
この二組の方々とはご縁があり
楽しく過ごさせていただきました。