2015.10 グアム 1日目 

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ユナイテッド136便

ここのところ3年続けて母娘二組で行っている旅行ですが
私の母も八十を超え、去年のトルコ旅行の時も
「これで最後」と言いながら続いていたわけです。



↑肌寒くなってきた日本から真夏のグアムへ行く時の服装。
何を着て行くか迷いますよね。
去年のドバイ行の時は9月末だったので
同じノースリーブの上に薄手のカーディガンを二枚着ましたが
今日はなんと四枚重ね着しています。

イタリアに行きたいなぁという義妹K子さんの案もあったのですが
ヴェネチアフィレンツェ
昔のことですが行った事のある母に
もう一度同行させるのも気がひけ、
でもどこか行きたい私たちが提案したのが
常夏のグアムでした。


↑この「ミュー」車両と

↑この「ミュー」車両。
ミュースカイ」というのは中部国際空港に向かう名鉄の特急電車ですが
ミュースカイ」でない特急にもこの車両が使われており
よく間違えて乗ってしまうことがあるそうです。

グアムなら近いし、母たちも納得してくれました。

さて、出発の日です。
私が前日に名古屋の実家に行き
四人でセントレアから発ちました。
関空と違って電車の着くホームが
そのまま空港と同じフロアなのでとても便利です。

今回、スーツケースは空港宅急便3,904円往復)にお願いしていたので
空港で受け取り、

チェックインをしたのですが
ユナイテッドのチェックインカウンターにいたスタッフは
JALの制服を着ていました。
ラウンジもサクララウンジと案内されました。

ユナイテッドはスターアライアンス系なのに
なぜANAのラウンジでないのですか?と聞きましたら
「私どもが手続きをさせていただいておりますので
ラウンジはサクララウンジとなります。」と
何だかよくわからないお返事をいただきました。
ただ、ANAのステイタスをお持ちの方は
スターアライアンスラウンジをお使いになれるそうです。

セントレアサクララウンジは初めてです。

専用のエレベーターで2階へ降ります。

さて、このあたりで母たちが
「どうしてラウンジを使えるの?」と
気付き始めました。

実は最初の計画では飛行時間も短いし
もちろんエコノミーで行くつもりだったのです。

ホテルを決めて
旅行会社でツアーをさがして
主人の会社の関係で割引もしていただけることで
午前出発夜帰国のフライトの中で一番安いお値段が
ユナイテッド(デルタも同額)エコノミークラスで
205,580(燃サ・空港税など込)でした。

グアム4泊5日にしては少し高いようですが
当初はイタリア行きを考えていたので
人間とは愚かな生き物です。。。って私だけか?
ホテルを
最新オープンのデュシタニ、
お部屋は
クラブラウンジの使えるオーシャンフロントデュシットクラブ、と
ちょっと太っ腹になってしまっていました。

そのお値段で母たちに連絡をし、
支払いも済ませていました。


関空よりも充実感のあるサクララウンジ

それでも往生際の悪い私は
ツアーキャンセルが有料になる間際になって
以前はなかったデュシタニグアムの個人手配ができるのを見つけ、
そちらの方がうんと安くなることに気づいてしまったのです。


バーコーナーもありお酒も充実しているようです。

個人手配にすると
空港⇔ホテル送迎がないこと、
レナトロリーという乗り放題の現地移動手段と
一つだけ参加できる現地ツアーもなくなりますが、
義妹と相談して納得の上で
旅行会社のツアーをキャンセルしました。

この時点で5万円ほどお安くなったのですが
ビジネスクラスにしてもまだ安く行けます。
2万6千円返ってきます。
さあどうしましょう。。。。

「2(ツー)ばぁば」と勝手に娘たちにネーミングされた母たちは
(実は私もばぁばでした^^;)
まったく蚊帳の外。

私と義妹との判断で
〜26,000円安くなったのに
飛行機までいいクラスで行けるなんて〜と
娘たちからのささやかなサプライズプレゼント(笑)にしよう!

ビジネスクラスシートで行くことにしました。

 


お茶もいろいろな種類があり、飲み方や効用の説明書きもありました。

両替は日本でしていきました。
1ドル=123円でした。


10:50

ユナイテッド航空は初めてです。

名古屋からも関空からもグアムへは
ワンワールド系の飛行機が飛んでいないので
ビジネスシートにしたおかげでラウンジが使えて
とても助かりました。

優先搭乗で早速乗り込むと、、、

コックピットが開いていて
なんと見せていただけました。
そして写真も撮らせてくれたのです!

小さな飛行機だったので
CAさんが「狭いでしょう」って笑いながら案内してくれました。

ビジネスキャビンは全部で16シートで
なんとこの日は私たち4人だけでした。

この機材はアメリカ本土で国内線として使用しているもので
ビジネスクラスといえどリクライニングはわずか、
でも革張りのゆったりとしたすわり心地は悪くなかったです。
わざわざ追加料金を払ってまでとるお席ではないのかもしれませんね。
、、という話は調べてあったのですが
今回、ラウンジでもゆっくりできたし
何より母たちが喜んでいたので良しとします^^v

搭乗後にCAさんの方から
お写真撮りますよ〜と言っていただき、
これから旅の始まりの一枚です。

本当は右側前後二列の座席でしたが
一番前1列に変更してもらいました。

その方が四席並んでいろいろと話しやすく
都合がよかったのです。
ただし、左側のモニターが壊れていて使えないと言われました。
かまいません、どちらにしても
好きな映画が見られるわけでなく、
多分吹き替えでもないようだったからです。

ウエルカムドリンクはオレンジジュースにしました。

珍しいことにチェックイン時から
フライトが10分早くなると言われており、
11:10発となりました。
離陸後の飲み物はカクテルミモザにしていただき、
これで少し体を温めるぞ、と。。。^^;

お料理はサーモンかチキン。

サーモン3、チキン1でお願いしたら
なんとサーモン2、チキン2しか用意していないと言われました^^;
それもアメリカ人のCAさんがチャーミングな困り笑顔で言うんです。
仕方ないですね、だいじょうぶ、私チキンにします^^v
チキンピカタはボリュームの割に柔らかくまぁまぁのお味でした。
デザートのストロベリームースは完食できませんでした。

パンは温かく美味しかったです。

前方キャビン内にお客は私たち四人だけ、
日本人のCAさんはほとんどYクラスの方に行かれていたので
アメリカ人のCAさんたちが私たちのお世話(?)をしてくれました。
彼女たちはとても陽気で
るるぶなど私たちの日本の旅行雑誌を興味深く見て
おすすめのお店を教えてくれたり、、
今度母がロシアに行きたいと言っていると話すと
サンクトペテルブルグがとっても素敵よ!と
話が弾みました。

入国審査の記入カードがたくさんあり、
これがけっこう面倒でした。

母たちはその苦労も知らず隣でおしゃべりに夢中です。
なーんにもしなくてついて行くだけの旅行って
幸せね〜。

機内販売を待っていましたが
まったくその様子はなく、
義妹が買う気満々だったお酒も
もともと載せていないらしく
あら〜商売っ気が全くないのね、と感じたのでした。

ここまで長々と手配のことやら書きました。
読んでくださってありがとうございます。
さて、15:55到着予定も早まり、
15:42に無事ウォンパットグアム国際空港に着きました。

次は入国審査からホテルへ。




デュシタニグアムリゾートへ

せっかく10分以上早く着いて
飛行機から一番最初に降りたにもかかわらず、
入国審査は神奈川からの修学旅行生や
韓国からの旅行者たちですごい人の列ができていて
1時間半も待たされました。


到着ゲートは
簡易なパーテーションで仕切ってある通路のようでした。


17:13

入国審査でも荷物検査でも
係員の人はこんなに混んでいても
陽気に話しかけてくれます。
母たちは「日本では考えられないわね。
(混んでいるんだからいちいち話なんかしないで)」と少々おかんむりでしたが
帰国時チェックインの時の女性が
いくらさっさと仕事をこなしていても愛想が悪いと
今度は「感じ悪いわね。」と言うので
私は笑ってしまいました。

今回のことで
以前友人のブログで
N.Yのエンパイアステートビル入場の
切符を通すところにいるおじさんが
お客さんグループごとに 何かほめる事を見つけて
話しかけているというのを読んだことがあり
絶対しなくてはいけない仕事とは別のことだけど
お客さんはその一言でいい気分になれる、
仕事を淡々とこなすのではなく、
自分もお客さんも笑顔になれる、
すばらしいことだな、と感じたことがあるのを思い出しました。

でもイミグレで1時間半て
ちょっとなんとかしてほしいですね。


荷物検査のお兄さんにちょっと聞いたところによると
今の時間渋滞してるからタクシーでなく
デュシタニならホテルからお迎えの車を呼んだ方がいいよ〜
と言われたので
出口から出た正面にあるインフォメーションでホテルへ連絡してもらい、
迎えに来てもらおうとしましたが
今度は
迎えに行くまで時間がかかるし
一人20ドルかかるからタクシーの方がいいですよ、と言われ
結局、タクシーで行くことにしました><

その間、
インフォメーションのお姉さんは電話をしてくれながら
ご自分のスマホのLINE画面を一生懸命見ていました^^;
仕方ありませんね、お国柄ですもの。


17:30

タクシー乗り場に行ったら
今まで使った無駄な時間をかき消すかのように
手際よく係りのお兄さんが行先を聞いて乗せてくれました。

そしたら渋滞なんて全くなく、
あっという間にホテルデュシタニグアムリゾートに着きました。
メーターが24.30ドルだったので
運んでくれたスーツケース四個分などチップ込みで
32ドル払おうとしたら「29ドルでいいよ」。
で、30ドル渡したらおつりをくれそうになったので
いい人だなぁと思ったのでした。
ちなみに帰りのタクシーは降り際に
チップ込みで28ドルと言われ、
30ドル渡したら当たり前のようにそのまま持って行かれました^^;


17:50

さていよいよホテルに到着です。
あれ?誰もいません。
ドアマンはいたかしら。
ベルボーイは一人もいなかったわ。
グアムでただ一つの五つ星と聞いていたので
ちょっと拍子抜けですが
ま、リゾートだしこんなもんでしょうか。
ちなみに帰国日には若いベルボーイが何人かいました。

ここはG階、ロビーは上のL階になります。
そのまま自分たちで荷物を運んでエスカレータで上階に行きました。

まぁ!明るいこと!!

日本人のスタッフがいたので
彼女にお願いしました。

「特別なお部屋(ラウンジアクセス可能ルーム)でのご予約ですので
最上階のラウンジにてチェックインをさせていただきます」
ということで案内されました。
クラブラウンジは30階です。

この写真の左に四人掛けぐらいのソファがあり、
ここで母たちを待たせて
手前のデスクでチェックインの手続きをしました。

壁には世界中の挨拶の言葉が刻まれていました。

今はちょうどカクテルタイム。
窓際の席が空いたので
お部屋に行く前にこのままここで
軽く食事をすることにしました。

お寿司も美味しかったし、十分な量でいただけました。
(男性がいたらムリだと思いますが^^;)

イカのジュースがとっても美味しかったです♪

夕方、ちょうど夕陽の沈む時でしたが
残念ながら雲に阻まれて夕陽は見られませんでした。

窓に反射しておかしな写真になってしまっていますが
初めて見るグアムの海とビーチに建つホテルたち。

真下にはプール。

明後日の夜にディナーをいただきながら
マジックショーが見られるという
サンドキャッスル」を
スタッフに予約してもらいました。

とても親切にいろいろ調べてくださり
ありがたかったのですが
これが後々トラブルになるんです^^;
詳しくは明後日のブログで。


19:53

お部屋に行きましょう。
私たちは25階、K子さんたちは24階、
コネクトルームは叶いませんでした。
24階以上のDusit Club Oceanfront というカテゴリーのお部屋にしましたが
その中では下階ですね。
でも明日の朝、部屋から見る景色は
充分すぎるくらい素敵でした。

ほとんどがオーシャンビュールームです。

キーをかざしてドアを開けると
正面のブラインドが静かに上がって行きます。
しかし残念ながら今はもう外は真っ暗なので
それで素晴らしい景色を目の当たりにして感動!
という経験にはなりませんでした。

ただそれはこれからも
部屋に帰ってくるたびに
お仕事してくれますから^^v

最近のホテルはこのタイプが多いのでしょうか?
台北のパレ・デ・シンもそうでした。

いわゆるバスルームというのがなく、
部屋に入るとすぐ左手にバスタブ。
シャワールーム(バスタブの隣の扉)=天井とホースの2シャワー〜と
トイレ(手前の扉)=温座ウォシュレット〜は別にあるのですが
部屋自体はそのおかげで広く感じられます。
43平米ですので十分な広さです。

ベッドルームとは引き戸で仕切ることができます。
洗面所がダブルボウルなのは
とても便利でした。
もちろん、拡大鏡もついています。

アメニティは嬉しいロクシタンヴァーベナシリーズ。

冷蔵庫の中にはこれだけ揃っており、
全て無料です。
追加もしていただけますが
その場合は有料です。

 

お水はペットボトルで毎日2本。
ラウンジに行けばいくらでもいただけます。

クローゼットは二つに分かれていたので
使いやすかったです。


20:30

荷物を置いてK子さんと二人で
まずはお向かいのTギャラリアへ。

K子さんは30パーセントOffになっていたお財布をチェック。

私はこの口紅を初めて買ってみました。
このシリーズ、カラーがたくさんあって
選ぶのがとても楽しかったです。
買ったのはブロッサムという色です。
美味しそうな香り(バニラ)がします。

ただ、ケースがかわいくないのが残念^^;
17ドル(2,091円)でした。
日本では税込みで3,000円以上してるようなので
お得でした、よかった〜(よく知らずに買ったのでした^^;)


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