2014.09 トルコ 7日目 

ヒルトン朝食

7:17

昨日の暗ーい朝食会場に比べて明るく綺麗で美味しそうで
イスタンブールの一日がテンション高く始まりそうです!

期待した通り、野菜もたっぷり、
どれも美味しかったです。

昨夜、チェックインを待ってたロビー。

バーから見える高いビルはリッツカールトンです。

テラスもさわやかで気持ちよさそう。




イスタンブールの歴史地区

イスタンブールの歴史地区は
歴史的建造物群に設定されたユネスコ世界遺産になっています。

イスタンブールは、金角湾ボスフォラス海峡で3つの陸地に別れています。
ブルーモスクやトプカプ宮殿など歴史的建築物が多くある旧市街
旧市街と金角湾を挟んだ北にある新市街
新・旧市街とボスポラス海峡を挟んだ東側にアジアンサイドです。
ツアーでは旧市街を観光します。

ヒルトンホテルのある地区は新市街ですので
ガラタ橋を渡って旧市街まで行きます。
↓写真はクリックすると大きくなります。

8:00
ホテルを出発です。
昨日座席に置いてきた手荷物なども無事戻ってきました。

ちなみに今日の服装は
半袖Tシャツに薄いカーディガン2枚重ねとGパン。
朝はひんやりするのでこんな感じですが
気温によって調節できるように羽織るものを多くしました。

★ブルーモスク

8:25

正式名はスルタンアフメト・モスク(Sultanahmet Camii)で、
オスマン帝国の第14代スルタン・アフメト1世によって1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造されました。
「世界で最も美しいモスク」と評されています。

え〜っ!!
ブルサで買ったのより断然安いじゃん!!

なんだかすごい人だかりです。

お天気はとてもいいのですが
ブルーモスク入り口は日陰なので画像が暗くなってしまいます。

拝観時の服装には規定があります。

入り口はとても小さいです。

そしていよいよ、、、

じゃーん!!

写真をクリックすると
もっと鮮明な画像で見ていただけます。

メインドームの周りに4つの半ドーム、
その周りにまた半ドームが3つあるから
とても大きいのです。

このすばらしい光景を目にして
あーんぐり と口を開けたままの私は
ぽかーん とその場に立ち尽くしてしまったのでした。

象の足といわれる大きな4本の柱が
ドームを支えています。

ヨーロッパからの旅行者の方が多かったように見えました。

世界で唯一優美な6本のミナレットと直径27.5mの大ドームをもち、
内部は数万枚のイズニク製の青い装飾タイルやステンドグラスで彩られ、
白地に青の色調の美しさからブルーモスクとも呼ばれる。

この細かい装飾が絵画ではなくて
全てタイルを(それも400年前のもの!)張り付けてあるものだというのが
素晴らしいです。
タイルを張って描いたのではなく、描かれたタイルを張ったのですよね。

絨毯の模様はチューリップです。

トルコに行く前に
世界遺産好きの嵐の櫻井君が
イスタンブールの街を一番に薦めていたので
楽しみにしていたのですが
おおきく納得しました。

せっかくなので
ブルーモスクを背景に私も写真を撮りました。

スカーフはモスクのみで着用です。


気になるお店もありますが
ここも団体行動ですのでがまんガマン。


トプカプ宮殿

9:20

トプ=大砲
カプ=門
という意味で

上の写真、帝王の門を入ったすぐのこの赤い壁はローマ時代のものだそうです。

今さらですが
イスタンブールというのは現在の呼び名で
昔はコンスタンティンノーブルと呼ばれていました。
あぁ、歴史の授業で聞いたことがあるなぁ。。。
学校に行っていた時にここを訪れたら
きっと成績に繋がったことでしょう。。。

ずいぶん並んで中に入りました。

もうひとつ門をくぐります。
挨拶の門です。

門の天井も宮殿の風格があります。

このトプカプ宮殿は、
コンスタンティノープルを征服したメフメット2世が
1459〜1465年という7年近くの歳月をかけて建設させたもの。
1876年にスルタン・アブドゥルメジドが
ドルマバフチェ宮殿に移り住むまでのおよそ400年、
オスマントルコ帝国歴代のスルタンの住居及び政治・行政の中心となってきました。

ハレムを見学。

上に尖塔があり、正義の塔と呼ばれています。

ここは黄金の道といって
内廷で過ごしたスルタンがハレムに赴くときに通る場所。

ハレムに入れる男性は、
宦官を除けばスルタンとごく限られた人々だけでした。
日本でいう大奥のようなものでしょうか。

迷路のように小さな部屋が300近くあるハレムは、
そのうち20部屋のみが開放されています。

ここは黒人宦官たちの部屋と聞いたと思います。。。
 
アフリカ(エジプト?)から連れてこられた宦官もここで宦官長となれば
権力をふるうことができたそうです。

床にも施されたタイル。

壁にはブルーを基調とした見事なタイルが張り巡らされています。

王子を生んだ母后のお部屋は
タイルだけでなく絵画も施されていました。

タイルに描かれた花はチューリップが多かったです。

小さな窓から差すわずかな光がエキゾチックです。

愛妾のテラスといわれる広場に出ました。
ハレム内に捕われた女性達が外界に触れる事のできる唯一の場所だったようです。

中央遠くに新市街のガラタ塔が見えます。
↓トリミングしてみました。

広場からもうひとつ建物を通って出たところにあったのが
謁見の間の建物ですが
この写真は多分違うと思います^^;

謁見の間にある絨毯の展示。

そのあと、
第三庭園にある宝物展示室を見て
(撮影は禁止だったので写真はありませんが
黄金のゆりかごにびっくり!!)

テラスにあるレストランでお茶をしました。

下に降りるとレストランがあります。

私はヨーグルトジュースを頼みましたが

なぜかしょっぱい^^;


アヤソフィア

11:47

この写真はブルーモスクを出た後に撮った写真で
アヤソフィアとブルーモスクはお向かいに建っています。

つまりこの写真を撮って後ろを振り返ると
そこにはこの景色が見えるというわけです。

ここもとても混雑しています。

団体ツアーはチケットがあらかじめ用意されていたので

人の列を横目にしながら
するすると中に入ることができました。

アヤソフィアというのはトルコ語で、
英語では セント・ソフィアといわれます。

ソフィアとは「知恵」、「叡智」という意味で、
ブルガリア共和国の首都もソフィアですし、
日本の上智大学もソフィアといいますよね。

柱は大理石で覆われています。

上がってみましょう、

キリストの肖像画が、、、。

このアヤソフィアはもともとカトリック教会の大聖堂だったのです。
それが1453年からオスマン帝国によってモスクに作り替えられます。
その時にキリスト像は塗りつぶされたのですね。
ミナレット(モスクの周りにある尖塔)もその時に設営されました。

現在は博物館として
キリスト教イスラム教の不思議なコラボ建造物として
歴史的な遺産になっています。
だからスカーフはしなくてもいいのです。

残念ながら工事中で
全容が見られないのが残念でした。

奥に見える丸いレリーフの中に書かれた金色の文字は
アッラーを表し、
その左にある少し見えにくいですが同じ丸い中にある文字は
予言者モハメッドを表しているのだそうです。

その近くにキリストの肖像もあるのですから
本当に趣深いですよね。

12:39
さてアヤソフィアを出て歩いて
近くの陶器屋さんに連れて行かれ行ってもらいました。

トルコの本物の陶器は
手描きで鉛の混入がなく、
石油が入っているかいないかでお値段が違ってくるのだそうです。

そしてこのお店は信用ができるお店だそうです。

私は破損が心配で買いませんでした。
帰国後、バザールなどで買った安い陶器はひびが入ったり、
欠けていたりしたそうですが
もしかしたらこういうきちんとしたお店で買ったものは
包装もしっかりしてもらえてよかったかもしれませんね。
でもでも、これで破損していたら泣くに泣けないよね。。。


13:27
昼食レストランへバスで移動。

 

 

実は私、トルコについて全く無知だったので
ボスフォラス海峡でアジア側とヨーロッパ側に分かれていること、
新市街と旧市街についても
ボスフォラス大橋やガラタ橋などの名称も
ガイドさんが話してくれてももうひとつピンとこなかったのです。
それでこのブログを書きながら
地図とにらめっこして復習しているのですが
このバスから撮った橋、何という橋なのか皆目わかりません。

もしご存知の方がいらっしゃいましたら
コチラまでお知らせくださいませ。
よろしくお願いします。


14:30

最後にホテルのある新市街に戻り
軍事博物館を見学しました。
見学後、建物前の庭園で
オスマントルコの兵士の出で立ちをした奏者たちの演奏がありました。

この曲、、、スコットランドバグパイプの曲だと思っていました^^;
トルコの曲だったんだ。。。


ホテルに戻り、次のナイトクルーズまで時間があるので
私と義妹のK子さんはホテルの近くを散策することにしました。

夕方のラッシュ時だったのか、
道路は混んでいました。

カッパドキアで主人がサプライズプレゼントしてくれた
ワインが美味しかったので探したのですが
どのお店にも売っていませんでした><




ボスフォラス海峡ディナークルーズ

19:14
夕暮れ時のヒルトンバーテラス。

こんな景色を眺めながら食事をするのもいいでしょうが

私たちは今からお出かけです。


19:44
ドルマバフチェ宮殿の時計台。

今晩はボスファラス海峡を巡りながらのディナークルーズです。
船は時計台近くの港から出ます。

私はとにかく船に酔わないかが心配^^;

いよいよ出港。

ドルマバフチェ宮殿はスルタンが移り住んだ新しい宮殿で、
ヨーロッパ文化を取り入れたロココ調の派手な建物は
トプカプ宮殿とは趣が全く違います。
左がドルマバフチェジャミィで中ほどに時計台
右のむこうにドルマバフチェ宮殿が見えます。

民族舞踊やベリーダンスを見ながらのディナークルーズです。

 

ショーの合間を見て
デッキに景色を観に行きました。

ボスフォラス大橋を下から見上げます。

これは第二ボスフォラス大橋かな??

1453年のコンスタンティノープル攻略の際に用いられた
オスマン帝国の城砦、ルメリ・ヒサールのライトアップは
幻想的でした。

 

気になっていた船酔いは全くなく
楽しむことができました。

本当は元の港まで戻ってくる航路予定でしたが
デザートが出たのが10時を回っており、
帰港が12時近くになるといいます。
明日の朝も早いということで私たちは
第二ボスフォラス大橋あたりで下船しました。
バスが港で待っていてくれ、とどこおりなくホテルに戻ることができました。
そういう時間の使い方は
良きにしろ悪しきにしろ パックツアーならではですね。