北海岸ハイライトツアー
朝目が覚めてまず気になったのが
空。
昨晩もこれ、
最終日以外毎日作りました。
ご利益あったみたい♪
とにかく足が痛くなるのは嫌なので
考えて考えて今回持ってきた靴。
左から
あまりお洒落でないけどど実はMEPHISTOの
絶対痛くならないサンダル。
真ん中は雨でもOKなパンプス。
fitfitのものなので足には優しいけどこれだけでは心配。
右は一番楽なスニーカーだけど雨に弱い。
8:00
朝食です。
手作りのココットやフルーツケーキが並んでいました。
お野菜はPEI名産のポテト、
フルーツはドライから生までいろいろ。
昨晩夕食で一緒だったKさんIさん母娘さんとTさんと
またご一緒させていただき
美味しくいただきました。
彼女たちはPEIに来る前にナイアガラにも行って来られたんですって!!
私は何せ小心者なので
ここまではるばる来てPEIだけにとどめてしまいましたが
あとでTさんが送って下さった写真を見て
この迫力にびっくり!!
やっぱり行けばよかったかな。。。。
そしてもう一枚。
これはTさんがホテルの滝の見えるお部屋の窓辺で
ルームサービスのお食事を頼んだところです。
う〜ん、至福の時だったでしょうね。
ホテルの前で記念写真^^
この後KさんIさんはアンツアーへ
Tさんはサマーサイドツアーへと発たれ
それぞれ今日はシャーロットタウンでのお泊りだということでした。
私は明日シャーロットタウンに行くのでまた会えるかも、と
お別れをしました。
9:40にツアーのお迎えが来て出発。
10:16
まず訪れたのはインディアンリバーのカトリック教会、
セントメアリー教会です。
PEIで一番古い木造の建物なのだそうです。
このPEIセレクトツアーズの北海岸ハイライトツアーには
クロスロードを通して日本から申し込んでおきました。
一人C$130ですが二人からの催行なので
もしも他に誰も行く人がいなかったら、つまり私一人だったら
このツアーは催行されなかったのです。
二人分払えばいいのでしょうが
さすがにちょっと高いよね。。。
それに私は5日目に
もう一つオーウェルコーナーツアーというのにも申し込んでいるし、、、。
行きたいオプショナルツアーがちょうどいい日程で催行されていて
ラッキーでした。
教会の前の風景。
PEIでは牛が立っていると晴れ、すわっていると雨という
言い伝えがあるのだそうです。
うーん、、、、
すわってる。。。。><
窓からの景色も
どれも新鮮。
赤い土の畑は島の名産ジャガイモだとか。
PEIといえばの花、ルピナスがきれいに咲いていました、、、が
カメラの焦点が遠くに合って×^^;
PEIにはたくさんの可愛らしい灯台があります。
このツアーでは吉村敏和さんの写真で有名なケープトライオンに行くはずでしたが
連日の雨で足場が悪く、近くまで行けないとかで
(後で調べましたが、何日も晴れが続いた日に行っても悲惨な目に合うそうです)
ニューロンドンにある灯台に行きました。
アンのお話に出てくるジム船長の灯台のモデルになったと言われています。
灯台と棲む家が一緒になっているのです。
遠くに見える灯台に感激!
今日はアンのようにパフスリーブのチュニック。
マダムKAYOKO作のお気に入り。
11:40
ランチは人気のお店「ブルーウィンズティールーム」
地元の人にもとても評判がいいそうですが
こちらは日本人の方のお店です。
テリーさんという奥様とマークさんというご主人、
れっきとした日本人なのです。
可愛い自宅カフェ、素敵ね。
私はトロントから一人旅の若いお嬢さん、
Wさんとご一緒させていただき
この窓側の席にすわりました。
ツアーの他のお客さんは
小さい男の子を含めた5人のファミリー。
こんなに小さい子供さんを連れてわざわざPEIなんて
よほどこの島に関心があるのね、と思ったら
若いママと二人の男の子はトロント在住で
あとはママのご両親とパパのお母さまが日本からいらしての
旅行だということでした。
パパはお仕事のようです。
どこも一緒ね^^
デザートは各自好きなものをいただけました。
私はルバーブクランブルのホイップクリーム添えを選びました。
ルバーブって初めて聞くし食べます。
テリーさんのルバーブはレモンの酸味が程よく効いて甘さも上品な
とても美味しいデザートになっていました♪
13:09
次は
ニューグラスゴーのジャム工場に着きました。
とてもたくさんの種類のジャムが作られ売られていました。
試食もできました。
でもジャムは、、、、
重い。
今回は 荷物持ち いつも優しく荷物を持ってくれる主人がいないので
ジャムの買い物はやめました。
そのかわり一つだけ買ったのは
この珍しいメイプルシロップのバター。
C$9.95(1,000円)
安くはないよね。
紅茶など生活必需品とみなされるものには税金はかかりませんが
PEIは消費税が14パーセントとカナダの中で一番高いのです。
後でレシートを見ると
このメープルバターも無税だったようです。
この後ダルベイバイザシーとコープヘッド灯台に行くのですが
私はそこへは昨日行っているので
キャベンディッシュのホテルに戻り、
私はこのツアーを降りました。
今日が昨日よりもいい天気で、青空の写真が撮れるのだったら
今日もダルベイバイザシーとコープヘッド灯台に行ってもいいかな、と思ったのですが
それは期待できそうにないので諦めました。
ひとり旅のWさんとは浅田真央ちゃんの話題で盛り上がり、
バスの中でも楽しく過ごすことができました。
彼女はトロントに移民として一人で住んでいるのだそうです。
すごいなぁ。
セレクトツアーのガイドの皆さんも
移民登録をしていらっしゃる方がほとんどのようでした。
そうそう、Wさんは私と同じ、
フィギュアスケートを見るのが大好きですが
ご本人はカナダに来てからアイスホッケーを
しているのだそうです。
あんな激しい競技をするようには見えない
可愛らしいお嬢さんだったので意外でした。
日本に住んでいるお母さまが
このPEIに行きたいとの希望で
今回まずはお一人でリサーチにいらしたとのことでした。
アヴォンリーヴィレッジ
15:23
ツアーを早く切り上げたので
時間ができました。
是非行っておきたいのは、ここアヴォンリーヴィレッジ。
アヴォンリー村のイメージで作られた歴史村です。
アヴォンリーというのは実際の地名ではなくて
「赤毛のアン」に出てくる
アンが育ったプリンスエドワード島の架空の町名です。
アヴォンリーは
今私が泊っているキャベンディッシュの町をモデルにしていると言われています。
そしてこのアヴォンリーヴィレッジは
アンの時代のプリンスエドワード島雰囲気を体験できるアトラクションなのだそうです。
キンドレッドスピリッツからはすぐで
下の地図で緑の矢印の道順で行けます。
(地図はクリックで大きくなります。)
ここはどんなツアーにも含まれていないので
自力で行かなくてはいけません。
そして秋季(9月中旬〜5月下旬)にはクローズされてしまいます。
モンゴメリーが実際に教えた建物なのかな?
撮影も自由にどうぞって。
みんなこの馬車に乗って撮っていました。
わたし?
独りだし、、、、
ここは手作りのセーターや敷物が売られていました。
作者であるふくよかな女性が
にこやかにいろいろ説明してくれました。
糸からご自分で染め上げて作っているのだそうです。
お値段もそれなりだったので買えなくて残念^^;
モンゴメリーが生まれた村に有った家を移築した…?
素敵な帽子がたくさん売られていました。
帽子好きの私といたしましては
とても購買意欲をそそられましたが、、、
着用機会のないデザインばかりでした。。。
ビレッジ内の教会はモンゴメリが実際に通っていた教会を移築したもので、
結婚式を挙げることもできるのだそうです。
とてもシンプルな内部。
芸術的な装飾もなければ十字架もありません。
古い昔の教会だからなのかと思いきや、
長老派の教会というのは
こういうものなのだそうです。
私が訪れた時は
アンにもマシューにも会うことはできませんでしたが
広場で子供たちを集めてゲームをしていました。
アン先生役のロングスカートの女性が
じょうずにみんなをリードして
子供たちは元気いっぱいに楽しんでいました。
私、途中で足がつって
ベンチで靴と靴下を脱いで
マッサージしていましたが
先ほどのアン先生が
大丈夫?って声かけてくれました♪
ビレッジ内を巡回してる馬車。
でも、十分歩いて廻れる広さですよ。
うーん、、、
とてもコンパクトなアヴォンリー、って感じでした。
そして「村」というよりは街ですね。
映画やドラマのイメージを持って行くと
がっかりするかも。。。
最後に「アンオブグリーンゲイブルスストア」で買い物をしました。
これは「赤毛のアン」の楽譜です。
中級、上級ともにそれぞれ消費税込みで6.9カナダドル(690円)でした。
1曲でこの値段は割と高いな、と思いましたが
日本では手に入らないと思い思い切って二つとも買いました。
次はキャベンディッシュ海岸へ行こうっと。。。
キャベンディッシュ海岸
昨日、TさんやKさん・Iさんが行かれたという
キャベンディッシュ海岸へ私も一人で行ってみました。
下の地図でまずは赤の部分です。
(地図はクリックで大きくなります。)
16:47
アヴォンリービレッジを出て大通りを渡りこの黄色の柵、
これがKさんたちが言ってた目印ね。
ここを入ります。
よくわかんないけど
海岸の砂は年月をかけて移動している、、とか?
道が隠れるくらいとか?
植物がそれを防ぐ?
わかりませーん、すみません。
これがPEI名物ルピナスの花。
といってもアンの時代(作者モンゴメリの時代)には
なかったそうです。
そのあと島の外から種が運ばれてきたのだそうですよ。
そういえばアンの物語の中には
「ルピナス」という花の名前は出てこなかったよね。
ふぅ〜っ・・・やっと”どこか”に着いた。
ビーチハウスです。
海水浴にはかなり寒いのですが
多くの家族連れが来ていました。
短い夏を楽しむというこの島の人たちの過ごし方です。
ルピナスの向こうに見えるあれです。
18:22
やっと赤い岸壁に着きました。
→がビーチハウスからの足取りです。
(地図はクリックで大きくなります。)
あの黄色い柵のところから1時間半経っていますが
途中1時間近くもビーチハウスのベンチに座り込んで
一生懸命iPadで地図を検索したりしていたので
(だって、、ちょっと心配になっちゃったんだもん)
歩いたのは40分ぐらいです。
「赤壁の戦い」ってあれは三国志か。
ここの赤い岸壁はアンやセーラたちの魂の散歩道だから
もっとメルヘンチックなんだけど
でも、なんだか力強い自然の姿も感じますね。
さて、次はどうしましょう。
今来た道を戻るのはつまらないし
でもこの先を進んでいいものか。。。。
いや、確かKさんたちがこの道を行った、、、はず。。
ぎょっ!!
キツネ・・だよね?
昨夜、PEIで野生のコヨーテを見かけたという話を読んでいたので
コヨーテって知らないけど
もしかして獰猛な動物?
で、今私の目の前にいるこれはキツネでなくて
コヨーテだったら。。。。
と思うと怖くなって
(それでも写真は撮ったんだけど)
とりあえず目を合わさないように
足早に、でも決して走ることなく、
その場をなんとか通り過ぎました。
帰ってから調べましたが
キツネかコヨーテか、、、結局わかりませんでした。
たまに通る車は徐行しながらその動物の写真撮っていましたが
あぁお願い、私を置いて行かないで〜と思ったものでした^^;
下の地図の×がコヨーテ(と思い込む)と出会った場所で
この道で本当に大丈夫なんだろうか、と進んだのですが、、
(実はこの時この地図を持っていなかったのよね^^;)
これこれ、ここよ。
Kさんが入ったというインフォメーションセンター、
私も飛び込みました。
とにかく座りたーい。
ドアを開けると中にいた二人の若い女性スタッフが「?」顔で私を見るものだから
ちょっと緊張しちゃった。
もう閉まる時間だったのかしら。
ドリンクなどのお店はカーテンが掛けてあって
他に人は誰もいませんでした。
なので少し休憩させてもらって早々に出ました。
19:13
そしてやはりここも皆さんが訪れたというレストラン、レイチェルズ。
ここでは入って
まずはカードが使えるかどうか確認。
「もちろんよ。」って、
一人旅の日本人には親切に、と町内会で申し合わせでもあるかのように
とても感じよく迎え入れてくれました。
残念、このパスタは、、、まずかった><
ほとんど残しました。
あとオレンジジュースも頼んでチップ税込でC$32(3,200円)払いました。
このチップの計算が
勘違いや計算違いしてもいけないと思うと
面倒だわ〜。
20:15
レイチェルズを出てこの時間です。
本当は夕焼けの海岸を観たかったのですが
残念ながら、、というか実はほっとしたのだけど
〜歩き疲れていたのでね〜
雨が降っていました。
急いでB&Bに帰りました。
傘を持っていなかったので走って、、、ムリ、、
びしょぬれでした。
レイチェルズの斜向かいの墓地にあるひときわ目立つ墓石。
きっとあれがモンゴメリのお墓。
レイチェルズを出てからはもう道には迷いません。
紫→の道のりです。
(地図はクリックで大きくなります。)
後日嬉しいお写真をいただきました。
この日サマーサイドツアーに行かれたTさんからです。
快く了解をしていただいたのでご披露しますね。
サマーサイドにも可愛い灯台があったんですね。
色鮮やかなルピナス。
可愛いTアン。
こんな風に衣装を着せてもらえるところがあったんですね。
これが本土のニューブランズウィック州と島を結ぶコンフェデレーション橋ね!!
壮大な眺めだったことでしょう。
もし次があるとしたら
絶対にサマーサイドツアーに参加しようと決めました。