2014.09 トルコ 5日目 

カッパドキアバルーンツアー

モーニングコール3時50分。

まだ外は真っ暗です。
迎えのバスに乗り込んで
バルーン会社まで行きました。


4:47

レインボーバルーンズです。

まずそれぞれ担当のパイロットさんの名前のあるテーブルで

注意事項を聞き

なんでも、着地の時に籠が倒れることがあるので
その時の体勢のとり方についての説明でした。
な、、、なるほど。。。

軽食をいただきます。

私は緊張のせいか(笑)これだけしか食べられませんでしたが
他にパンにビスケット、果物、シリアルなどありました。

5:57
航空局の許可が出て、
いよいよ気球の待つ丘に到着です。

さまざまな会社の気球がスタンバイ、
またはもう飛行を始めています。

わくわくドキドキ。。。。

このバルーンツアーはオプションです。
実はビビりの私は躊躇していたのですが
以前、フランスの古城の上を気球で遊覧した母が
めずらしく強く勧めたので
4人とも申し込みました。
1人22,000円でした。


6:00

さぁいよいよ飛行開始です。

朝焼けの美しいカッパドキア

この早朝の時間は気流が一番安定しているのだそうです。

さぁ、どんどん、でも静かに上昇します。

すごい数の気球たち(@_@)

これは私たちの気球が一番高いところにいて
他の気球たちを見下ろしている写真です。

これを見てこわい人は残念ながら乗れないでしょうか。

今は渓谷に沈んでいます。

岩肌に接近。

このように気球は上下にも移動して
さまざまな景色を見せてくれます。

カッパドキアという地名は、
「美しい馬の土地」という意味だそうです。

100平方km近くにわたって
キノコや煙突のような形の岩が林立し広がる台地です。

後で訪れるパシャバーのシメジのような岩を
これらの写真から探したのですが
このあたりでしょうか。

上の写真↑はコレ(5472×3648)↓を切り取って
コントラストなどに少し手を加えたものです。
小さなカメラでしたがまあいい仕事をしてくれたと思います。

ただパイロットさんは
英語で簡単な説明はしてくれていたかもしれませんが
結局私の耳にはちゃんと入って来ず、
上空からの景色がどこなのかがわからなかったのが残念です。

この景観はまさに自然の驚異ですよね。
柔らかい地層と硬い地層が重なり合い
侵食されてできたということです。

ローズバレー
ここに夕陽が当たるとそれは美しい色に輝きます。

私たちのパイロットはイケメンのオザンさん♪

時々、「ここが私の家だ〜。」なんて
ジョークも言いながら安全に操縦してくれます。

岩にも大接近。
木々にも触ることもできました。

朝日が、、、とても美しい光景♡

気球の籠の定員は20名。
今回は少し余裕があったようです。


今回は動画も撮りました。

時々「ゴォー」と音がするのはこのバーナーの音です。

どれも特に変わらない映像ですが
あと3本^^;

もう少し大きな画だといいんだけど。。


7:09

そろそろ着陸準備です。

パイロットは飛行中からずっと
下のスタッフと交信をしていました。

多分現在地と飛行状況、
その上で着地の場所を確認していたのだと思います。

のトラックが
私たち気球を載せてくれる車です。

すると何人かの男性が丘を駆け上がってきます。
えーっ!!すごい!全速力で走っています。

これにはおどろきました^^;

かなりの傾斜の登り坂ですよ。

そして降ろされたロープを持って
トラックまで引っ張って行ってくれます。

おとなりで着地成功している気球の様子です。

このようにトラックの後ろについている
荷台にぴったり載せるんですね。

さてうまくいくでしょうか。


7:23

なんのことはない、
静かにスムーズに着台しました。

バルーンを降ろしています。


7:28

そして
降籠は乗り込む時と同じで
手を貸してもらわないと一人ではできません。

ノンアルコールシャンパンで乾杯!

お花なんかが飾られているのが粋ですよね。

高いところは全然平気なのですが
時々残念な事故もあると聞いていたので
このオプショナルバルーンツアーに申し込むかどうか
迷っていた私でした。
でも終わってみると1時間の飛行は
この旅一番の思い出になりました。
安全に飛行してくれたパイロットのオザンさん、
一生懸命サポートしてくれたスタッフに感謝です。




カッパドキア世界遺産観光

☆MDC朝食

7:57

バルーンツアーから帰ってきて

8:16

朝食です。

なかなかの充実で

特にこの手作りのパン、というのか
ピザのようなものはとても美味しかったです。

ダイニングは1階で
これは2階のロビーです。

3階のお部屋の前のバルコニーから

下を撮ってみました。

朝のバルーンツアーには
私たちツアーのメンバー5組のうち4組8人が参加したのですが
残ったYさんご夫婦は
このバルコニーからそのバルーンを見ることができたそうです。

私たちの部屋の前

母は「洞窟ホテル」というのは
こういう穴に部屋があるのだと思っていたそうです^^;

さて今日はこれからまずカッパドキア世界遺産観光です。
ちょっと歪んでいますが
カッパドキアの地図です。
参考までに。

(ホテルMDCはユルギュップにあります。)

☆デブレントのラクダ岩

9:00

バスに乗って10分ほどでデブレントに着きました。
こはちょっとしたギャラリーです。

これは確かに昨夕ホテルに着いた時に見たあの岩とは違いますね。
ラクダのコブがしっかりあります。

他にもナポレオンの帽子、

これは確かお魚。
鯉の滝登りのような。。。

ふくろう、だったかな?

向こうに見えるのがすらっと立ったマリア様。

自然が作った芸術作品ですね。

☆トルコ絨毯の店

9:18

トルコツアーのお約束、トルコ絨毯のお店へ連れて行かれ行きました。

政府公認のお店だそうです。

まず、絨毯がどのようにして作られるかの説明を受けます。
お店の人は日本語がとてもお上手。

ほとんどの絨毯は女性が家で作り、
糸も自分たちで染めるのだそうです。

トルコ絨毯は2ノットという手法で

とても丈夫だということです。

本当かわかりませんが
この工程は決して私たちの”お隣の大きな国の人たち”
(本当にこういう言い方をされました)には
見せないのだそうです。

シルク糸のものだと細いので
一日でほんの数センチしかできないそうです。

確かにこの作業を間近に見せてもらい、
とても細かい仕事だと理解できました。

〜というのがつまり、
これからお見せする絨毯のお値段はそういう意味があるのですよ、という
伏線なのですね。

さて、上の階に上がり、様々な絨毯を見せられてもらいました。

どれがいいですか、と言われても
そりゃ、シルクの最高級品「ヘレケ」がいいに決まっていますよ〜。
発色、つや、手触り、見た目ももちろん最高です。

でも驚くほどのお値段です。

例えばこの絵画のようにも見えるヘレケは
この大きさで25万円ということです。

ただこのお値段はこのお店だからで
東京のデパートなら二〜三倍はするそうです。

これはもっと高かったと思います。

私はかねてから
トルコツアーはなぜこんなに安いのだろうと不思議に思い、
少し調べてみました。
それは、絨毯やトルコ石などを買うことを見込んでのツアー代などと
書いてあるものを見たこともあり、
ぜったいに買わないぞ!と心に決めていました。

さて、このお写真です。

あはは、買っちゃったんですね〜。
購入を決めるとこのようにその絨毯と一緒に写真を撮ってもらい、
裏のタグにサインをします。

実はリビングののカーペットがボロくなってきたこともあり、
説明を聞くうちに「あら、なかなかいいじゃない」と思うようになってしまったのです。
でも気に入ったものがなければ妥協はしませんよ、絶対に!

そしたらお兄さんが出してくる、出してくる。
私の条件は2mの正方形、色はグリーン。
そしてお値段が旅行代より安いこと。

この絨毯、最初は正に旅行代金より高かったのです。

ムリ無理、そんなの絶対買えません。
ちなみにヘレケではなくウールのリーズナブルなものです。
すると、小さな玄関マットも付けます、と言ってくる。
いや、要らないからもっと安くして。
では○○円。
うーん、、ムリ。
これ付けるから。
要らないからもっと安くして。
〜の繰り返しで
結局おまけ無しの半額までの値段にしてもらって
やっと納得の購入をしました。
送料もなしのポッキリのお値段です。
(後日船便で送られてきます)

街のいかがわしい店とは違って大手旅行会社が連れてきたんだし
間違いはないだろうということ、

裏も使えそうなくらい織り目がきれいだということ
(↑これ大切です)

支払いは一部をそこで支払い、
残りは着払いのカード決済にしてもらえるということも
決め手の理由でした。

ただし、実際には日本に帰ってから受け取った時、
着払いカード決済については
手違いでできなかったので
そこでまた値引きをしてもらいました。

という私のトルコ絨毯購入顛末でしたが
後日船便で送られてきたトルコ絨毯を
晴れてリビングに敷いても
何とうちの主人は絨毯が変わったことに
全く気が付きもしなかったのでした。
左:古いもの 右:今回購入したもの
 
これで気が付かないって、、どうよ〜?

☆ギョレメ野外博物館

11:00

さて私がお値段になかなか納得しなかったせいで
ツアーの皆様をお待たせしてしまい、
申し訳なかったのですが
次に着いたのはギョレメにある野外博物館です。

カッパドキアには
4世紀ごろからキリスト教徒が住むようになったのですが
9世紀ごろからイスラム教徒の圧迫が始まり
それから逃れるために岩を削った洞窟に教会や修道院を作ったのだそうです。

洞窟の中は撮影禁止だったので残念ながら写真がありません。

詳しくはコチラで。

☆パシャバー

12:08

シメジきのこのような岩が林立しているこの地は

多分昨日、空から眺めたと思うのですが

近くで見るとまた迫力があります。

詳しくはコチラで。

トルコアイスを買いました。
気のいいおじさんはたくさんおまけをしてくれました。

ガイドさんおすすめのパシュミナの店で
お買い物をしました。

おすすめというのは
この店でならカードで支払っても責任を持つということです。
品質にも間違いがないということです。
まぁ、信じるしかありません。

これはまず目に飛び込んできたお気に入りです。
絨毯の次のお値段でした、、、といっても
ずいぶん桁も違います。


他に義妹と一緒に↓このストールを色違いで何枚か買ったので
↑これも安くしてもらいました。
母と半分ずつ出してお嫁ちゃんへのお土産です。


こちらもお世話になっている方へのお土産にしました。

☆洞窟レストラン

13:00
噂の洞窟レストランで昼食です。

昨日主人がプレゼントしてくれたワインが美味しかったのですが
そのワインのミニボトルが売られていたので
ここで買いました。

赤と白の二本セットです。(右の母はが買ったオリーブオイルです)
TURASANという会社のワインで、カッパドキアにしか売っていません。
これもお土産にしましたのでお値段の表示は控えます。

ここのお土産屋さんの陶器でできた鍋敷きは
トルコ産でおすすめだそうで
母はここで何枚か買いました。
↓写真は布製品ばかりですが^^;

ガイドさんはいつも
メイドイントルコの良いもの、本物を買ってもらいたいと
話していました。
それを信じるかどうかは彼の人柄からでしょうね。
彼は日本から三笠宮家の彬子様がいらした時にも
ガイドをされたというのだから
しっかりした信用できるガイドさんと思いました。
そういえば私が絨毯を迷っている時も
「気に入らなければ買わなくてもいいんですよ。」と
アドバイスしてくれました。

トルコ石の店

13:48

義妹が楽しみにしていたトルコ石のお買い物。

トルコ石の種類をいろいろ説明してもらい、
納得の買い物をしました。

☆ウチヒサール

14:32

これは敵の侵入を防ぐ城塞です。
ここも昨日のバルーンツアーで上からはるか向こうに見ました。


詳しくはコチラで。

☆カイマクル地下都市

15:00

カッパドキアには30以上の地下都市があるそうです。
今回のツアーではカイマクルの地下都市を見学することになりました。

詳しくはコチラで。

頭をぶつけないように気を付けて。

ガイドさん無しでは迷子になります。

4,000年も前に2万人もの人が6か月間もここで
隠遁生活をしていたそうです。

この狭く暗い地下都市で
〜といっても大昔にこんな住居があったなんて驚きです〜
パンやワインを作ったんですって。

よく見てください。
なんと人の髪の毛が付いています。

決して新しいものではなく、その時代からのものだとか。。。

地下都市入口の前には
たのしいお土産屋さんがたくさんありました。

あまり時間がありませんでしたが
かわいい小物入れを見つけました。

こんな風に大きい小物入れの中に中の小物入れが、
そして中の中に小の小物入れが入って日本円で
1セット1,000円と言われましたが、、、
最終的にかなりお値引してもらい5セット買いました^^v

実はこれをイスタンブールでも見つけたのですが
三つセットのはなく、またどこで見つけても
ここより高かったです。

もっと買っておけばよかったです^^;




ホテル エセンポア エアポート

18:41

さて今度はトルコの首都、アンカラに向かいます。
今日の移動距離は280kmです。

夕食はトルコ料理のレストランで。

必ずでてくるスープ。

鶏肉とトマトのサチタバ、GOOD!


20:55
5日目のホテルはアンカラ空港近くのホテル エセンポア エアポートです。

夜だったので外観はどうかわかりませんが
まずはロビー、宮殿のようなホテルです。

前はそんなでもなかったのに
ちょっと絨毯が気になります。。。^^;

お部屋です。

ひぇっ!
ずいぶん年代もんのテレビ。。。

バスルームはブルーが基調できれいでしたが

お湯がぬるくて、、、

あまりいい印象がありませんでした。

それにこのコンセント。
床にあるのを見つけてカメラなど充電しました。

おかげでアダプターひとつ忘れてきました><

最後になりましたが今日の服装。
朝のバルーンツアーの時は長袖Tシャツを下に着こみ
ライトダウンが必要でしたが
昼間はこの二枚で充分でした。