2014.09 トルコ 4日目 

サーマルコロッセア

トルコ二泊目のホテルはサーマルコロッセアでした。

写真はサイトからお借りしました。

昨夜は結婚式が二つあったので
フロントから離れたお部屋に通されました。
昨日のホテルに比べてちょっとがっかり。
お部屋にお水はないし、(すべて有料)
〜〜〜あ、でもバスに乗れば
毎日ペットボトルが旅行会社から配られます。
wifiも有料(1日10トルコリラ)でした。

広いホテルでまるで迷路のようでした。
おまけにエレベーターもないので
もしもスーツケースを自分で運ばなくてはいけなかったら大変です。

さて、今回の旅行で持って行った電化製品は
iPadmini、充電池、デジカメ、グローバルwifi
毎晩これだけを充電するのですが
トルコのプラグ形状は主にCタイプ。

私はこのタイプのを一つしか持っていません。
それでマルチタイプのものを一つ買いました。

でもまだ二つ足りません。
グローバルwifiのレンタルでもマルチタイプのが付いてきますが
ホテルのコンセントもそんなにありません。
そうそう、テーブルタップでタコ足配線すればいいのよね、
と安易に考えましたが、、イヤまてよ、と。

最近の充電器は海外にも対応するようにそれ自体は
高電圧でも大丈夫ですが
そもそもそのテーブルタップ自体トルコの電圧220Vに耐えられるのでしょうか?
今まで何も考えなしで使っていましたが
怖くなってきました。
それで海外の高い電圧でも耐えられるテーブルタップを探しました。

これだと3つの機器を一つのコンセントで
充電できます。

↑写真は他のホテルで撮ったものですが
こんな感じです。
テーブルタップで3つ、
もう一つはCタイププラグに直接差し込みます。

でもホテルよっては空いているコンセントが二つないところもあり
そうなるとあっちとこっちで充電することになり、
おかげでCタイププラグを置き忘れてきてしまいました。

今朝はモーニングコール6時、
荷物回収6時45分
先にチェックアウトをしてから
昨夜のレストランで朝食バイキングをいただいたのですが

さぁ食べましょうというところで
何と母が”入れ歯”を忘れたと言い出します。
仕方ない、私とK子さんでもう一度フロントでカギをもらって
迷路のようなお部屋に戻って持ってきました。

その後7時半に集合出発です。
今日は半袖の薄地チュニックにカーディガン。
この白パンツとチュニックは今日でサヨナラです。

だいたい気候・気温は日本と同じです。




メヴラーナ博物館

今日の移動は今回の旅行で一番長くて
全部で640kmです。
まずはコンヤまで410km5時間50分
ふぅ〜

向こうに見えるのが昨日行ったパムッカレの
白い石灰棚です。

お天気がいいのと
バスの窓が大きくて景色がよく見えるのはは嬉しいのですが
日焼けが気になるので
わたくし、改宗いたしました^^;

バスの中からも外の景色がきれいに撮れます。
それは毎日運転手さんが丁寧にお掃除をしてくれていたからなのですよ。

(↑撮影時刻は午後)


9:20
トイレ休憩のお店できれいなショールを見ました。

でも気のせいかこれって、、、
去年香港で買ったのと似てる。。。
てか同じようなタグが付いています。
そんでもって香港の方が安い。。。

これは1枚2,500円でした。


11:00
当初の予定では今日の午前にパムッカレに行くはずだったのですが
昨日のうちに行けてしまったので
少し早いですが昼食です。

これだけしか写真がありませんが

他にもお野菜があったと思います。
デザートはやっぱり極甘の
ミルクゼリーのようなものでした。
したがって食べられず^^;

そしてやっぱりこのスープ。
もう慣れっこで美味しいのです^^v

ラフマジュンというトルコのピザで
薄めの生地に牛ひき肉や細かく刻んだ野菜がのっています。
これも美味しかったです。


14:09

やっとコンヤという街に着きました。
ここはトルコ人イスラム教発祥の地なのだそうです。
街の中心にあるメヴラーナ博物館
旋回舞踏で有名な
メヴラーナ教団の創始者ジェラルディン・ルーミーの霊廟です。

メヴラーナとは「我が師」という意味で
ジェラルディン・ルーミーのことです。

旋回舞踏って、、、
この置物を見て「ああ、これか!」と思いました。

トルコのイメージがあります。

まずは売店などのある広場があり、

この塀の中に入ると

6,500㎡の広大な敷地に
メヴラーナや聖職者たちの
霊廟、資料室、修行場などがありました。

霊廟は土足で入ることができず、
このように入り口で靴カバーをもらって履きます。

霊廟は神聖な場所なので写真撮影はNGと言われたので
良い子の私は撮っていませんが
民族の違いか、けっこうみなさん撮っていらっしゃいました。

こちらは修行場の部屋が並んでいます。
撮影OKでしたが
人形たちが怖かったので撮りませんでした^^;



15:13
博物館から30分くらいのところに
1267年にイスラム教の神学校として作られた
インジェ・ミナーレ神学校があります。
現在は、イスラム関係の彫刻の博物館になっています。
インジェは「細長い」、ミナーレは「尖塔」という意味で
現在の3倍の高い尖塔があったのですが
1901年の落雷で上部が崩壊してしまったそうです。


ここは外からの見学だけでしたが
出入り口上部のレリーフは繊細でステキでした。

今日の移動は延々このような風景。
そう、シルクロードを行っているんです。

16:37
次の休憩はスルタンハンという町です。

キャラバンサライ(隊商宿)があり、

そちらの見学も可能でしたが

私たちはお店でお茶を飲むことにしました。

、、と、このテーブル掛け、どこかで見たような。。。

シンガポールのアラブ街で買ったクッションカバーと同じです!
先ほどの香港ショールにしても
まったく何がどこの国のものなのかわかりませんね^^;

トルコのの色々な町で
可愛い猫ちゃんをよく見かけます。





エセンテペ「三姉妹岩」

今日は長い距離のバス移動でしたが
途中名所の見学、二時間ごとのトイレ休憩と
何度も言いますが^^;このVIPバスのお蔭で
体勢も楽でいられ、なんとかここまでこれたという感じです。

シートが横に三席しかなく、ゆったりとしているうえに
参加人数が少なかったお蔭で
一人で横一列を占領できたので
足のストレッチもできてありがたかったです。

さて、今日私たちが進んできたのは
あのシルクロードだったそうです。
それを聞いた時にトルコという国の歴史を感じました。

向こうに見える形のいい山はハサン山3268m。
明日空の上から観ることになるカッパドキアの奇岩は数億年前にこの山が噴火し、
火山灰、溶岩が堆積してできたのそうです。


18:30
日暮れ間近になりました。
カッパドキアの風景が見えてきました。

ローズバレーのピンク色の岩の渓谷が夕陽に映えています。


18:40

さあ、いよいよエセンテペ三姉妹岩に着きました。
カッパドキアの奇岩群の中の一つです。

この写真の右の奥にうっすらと白いきれいな形の山があるのですが
わかっていただけるでしょうか。

それがエルジェス山3,916mです。
中央アナトリア地方で一番高い山だそうです。

実はここで素敵なランデブーがありました。
偶然というか、その前に連絡は取り合っていたのですが
私たちのガイドさんのMさんと
その婚約者さん(同じ旅行者でガイドをしています)が
三姉妹岩の前でお互いのツアーを連れだってばったり♪
お幸せそうなお二人を紹介してもらいました。

今見下ろした谷の方に降りて
次はいよいよ洞窟ホテルです。




洞窟ホテルMDC

18:56

カッパドキアの壮大な風景をエセンテベから見て
そこからバスで5〜6分、
大きなバスは道が狭くて通れないということで
途中でバスを降り、歩いてホテルまで向かいました。

向こうに見える岩、ラクダに見えますね。
でもあれは有名なデルベントのそれではないんですって。
ここはユルギュップという地です。

大きなスーツケースなどは後で運んでくれます。

バスから降りて2分ほどで
今日の宿泊ホテルMDCに着きました。

カッパドキアには
その地形を利用したホテルがたくさんあります。
中には洞窟ホテルといっても
中身だけ洞窟っぽい造りを施したホテルもあるそうですが
ここは本物の洞窟ホテルのようです。

建物の中ほどにある階段を上がったところにフロントがあります。

そしてそこから降りると
1階のレストランになり、

私たちはそこでしばらくチャイやワインなどをいただき

今後の予定などを添乗員さんから聞きました。

これはHPからお借りした
ホテルの全景です。

私たちの部屋はこの写真で一番左の
ちょっとだけ離れた建物の一部屋です。

先に言ってしまいますが
今回の旅行で一番ランクの低いホテルだったにもかかわらず
一番素敵なホテルでした。
HPにもありますが
二つとして同じタイプの部屋がありません。

外庭から直接ドアを開けるとすぐにベッドルームで

その奥がバスルームです。

広くてとても綺麗です。

アメニティも十分揃っています。

スリッパもあるし^^v


これは隣の義妹たちの部屋のバスルームです。
私たちの部屋のより広かったので
撮らせてもらいました。

真ん中の丸いテーブルは
トルコのスパ、ハマムで使う大理石のベッドです。
このホテルにあと2日ぐらい滞在できたら
もっと有意義に過ごせただろうな〜と思いました。

夕食はツアーの皆さんと
洞窟の個室でいただきました。

まずはお豆のスープ、定番!

今までのキョフテと違うようですが
これもキョフテだそうです。

どうしてもデザートは甘過ぎて完食できませんでした。

今回の旅行のサプライズにこんなのがありました。

なーんて、とても美しい夫婦愛のようですが
じつはこれは今回の旅行会社からのサービスです。

主人の知り合いに旅行会社の方がいたので
旅行中のどこかのホテルでワインを
1本サービスしていただけることになっていました。
まさかこんなメッセージ付とは思いませんでしたので
それについてはサプライズです。

ですが言っておきますが
これをお願いしたのは元はと言えば私(ずうずうしい)ですし
結婚記念日はとっくに過ぎた4月です^^;
そして残念ながら私はワインはあまり飲めません。

それでお食事の時に皆さんでいただこうと思ったのですが
ホテルからNGが出たので
食後、義妹の部屋の広いお風呂に集まっていただいて
みなさんと乾杯することになりました。

主人のお蔭で楽しい旅の思い出ができたことに
感謝です♪

さてそのあと
みなさんのお部屋をそれぞれ見させていただきました。
本当にすべてが違う造りで
楽しめました。

そして空を見上げたら
満天の星空でした。

この空は世界でつながっているんだよなぁ。。。。
国境とかってないんだよなぁ。。。
吸い込まれそう。。。

明日はいよいよ
命がけ(笑)バルーンツアーです。