2007.05 ロンドン・パリ 4日目

英国ホテルの朝食

イギリスでは3つのホテルに泊まりましたが、
どのホテルでも朝は
きのこのソテー・焼きトマト・お豆のトマト煮・小麦粉の入った(!?)ソーセージが定番のようで
他はパン、ヨーグルト、フルーツなどのバイキング形式でした。



バス車窓からロンドン市内観光

イギリス最終日、ロンドン在住の日本人ウシドウさんのガイドで市内観光に出発

★映画007でジェームズボンドの勤める情報部(だったかな?)

国会議事堂(ウェストミンスター宮殿です。
  やっぱり、普段映像などで見慣れているものでも、
  生で観ると感激してしまいますね
  時計塔「ビッグベン」の名前の由来は
工事責任者で国会議員のベンジャミン・ホール卿だそうです。

★装飾も近くで見るとこんなに細かいってわかります。

★2000年にミレニアム・プロジェクトの一環として、
  テムズ川に突き出すように造られた世界最大級(当時)の観覧車「ロンドン・アイ」
  当初は5年間だけの営業になる予定だったけど今も健在。
  国会議事堂のお向かいにあります。
  そういえば飛行機からも見れたわ。 
  その時はこればかり目に入ってビッグベンはわからなかった・・・。

★ロンドン市内の新しい建造物
  街並みをそろえる為、
  外側の壁だけは残して建て替えられてます。
  地震がない国だからできるのよね。



ロンドン塔

バスから降りて見物です。
11世紀に建てられたというロンドンで最も古い建物のひとつ。
居城や要塞として、また牢獄や処刑場として使われたことで有名。
そういえばエリザベス1世もある時期ここに幽閉されていたよね。

★衛兵は肉類を日常の食料にしていたことからビーフイーター」と呼ばれています。

★塔というよりは城塞のようです。

★無実の罪で亡くなった方もたくさんいたことでしょう。

★ここからはタワーブリッジがベストショットで撮れます。



大英博物館

設立は西暦1753年。
世界各国の前史時代から現代までの美術品や書籍などをコレクションに収めています。
「泥棒博物館」なんていわれているけど、入場料はなんと無料。
そして写真撮影も自由。

ガイドのウシドウさんの説明をしてもらいながら
主な展示物を駆け足で回りましたが
その説明のお陰でとても内容が濃くなりました。

★エントランスは最近改修されたようです。

★700万点もあるという展示物の中から
  まず、エジプトの遺跡から。

ネレイデス・モニュメント  紀元前390年(-380年)頃、
  現在はトルコ領となっている小アジアアナトリア)に築かれたそうです。
  海神ネレウスの娘たちの像が建っていて、
  神殿の土台部分の浮き彫りは、ペルシャ戦争の様子が描かれています。

ギリシャパルテノン神殿の彫刻の一部
  神殿は紀元前450年、古代アテネの政治家ペリクレスが、
  ペルシアと戦う為に集められたデロス同盟の資金を流用し建設したそうです。

  うーん、、、
  ギリシャにあるあの神殿にこの彫刻があれば、、、と
  思ってしまうよね。
  本来ならばその姿が自然なんだもの。  
  「泥棒〜」と言われても仕方ないわ。

ロゼッタ・ストーン 
  名前だけは聞いたことがありましたが
  恥ずかしながら私はそれが何なのか知りませんでした。
  一言で言えば「象形文字解読の手がかりとなった歴史上大切な石」となるかな。
  ここに少し説明を引用しておきます。

     紀元前196年3月27日、
     古代エジプトプトレマイオス5世エピファネス時代の法律が、
     それぞれ同じ内容で     
     上段にはヒエログリフ(神聖文字)、
     中段にはデモティック(民衆文字)、
     下段にはギリシャ文字によって
     石に刻まれた。

     それから約二千年後の西暦1799年、
     ナポレオンのエジプト遠征軍の分遣隊が
     ナイル川のほとりのエル・ラシード村(ロゼッタ村)で、この石を発見した。
     これを用いてシャンポリオンが神聖文字(ヒエログリフ)を研究し、
     それによって古代エジプトの文書が解読できるようになった。

     しかし、ナポレオンが遠征軍を残してパリに戻った後、
     フランス遠征軍はイギリス軍に敗れてしまった。
     そこで結ばれたアレクサンドリア条約(1801年)の中で、
     ロゼッタ・ストーンはイギリス王ジョージ3世のものとされ
     大英博物館のコレクションに加わる。

グレート・コート  
  西暦2000年に大英博物館の中央にオープンし、新しい名物になっているそうです。
  古い建物の中に明るい空間が広がった感じの所です。

★1 階と 2 階のメインの階段から写しています。
  チャールズ・タウンレイのコレクションの中でもっとも有名な大理石像の 1 つだそうです。




再び車窓から

この日のバスは小さなマイクロバスだったので
ロンドンの狭い道路もスイスイと
普段なら回ってもらえないところも観ることができました。

トラファルガー広場 
  バスの中から慌てて撮ったのでうまく写せていませんが・・・。

  1805年10月21日
  スペインのトラファルガー岬の沖合で行われたトラファルガーの海戦
  ナポレオン率いるフランス・スペイン連合艦隊を打ち破ったネルソン提督を
  たたえる広場です。

★ネルソン提督が高さ51メートルの円柱の上から見下ろしている、、、はずなのに
  ごめんなさい、撮れていません。
  そしてその向こうはナショナルギャラリーです。

★広場の四隅には巨大なライオンの像がいます。
  三越デパートのシンボルの元になったそうです。




バッキンガム宮殿


エリザベス女王がお城にいない日はユニオンジャックが掲げられています。
  この日はアメリカ御訪問中でした。

★日本の皇居と違ってまず建物が目の前に見られるんですね。
  もちろん、実際生活されているのはもっと奥の方でしょうが。

★騎馬兵は女性でした。

★11時25分、ウエリントン兵舎では衛兵交代の準備完了のようです。

★いよいよ楽隊が出てきました。

★楽隊の後にニューガードと呼ばれる衛兵の行進です。

★宮殿の前では
  オールドガードとニューガードとの交代の儀式が行われているようです。

★これが今日私達を案内してくれたバスです。



昼食はパイ料理

ピカデリーサーカス
  突然日本企業の看板が。

★ロンドン三越で買い物をしてから
  「ファームハウステーブル」というレストランで昼食です。

★イギリスの食事の中ではこれが一番美味しかったです。



ユーロスター

★チケット

ウォータールー駅
  ここではポーターさんがいないので自分達で荷物を運んだのですが
  荷物検査の時に重いスーツケースを機械に乗せるのにてこずっていても
  大きな体の係員は「Help Help!」と言うだけで手を貸そうともしません。(二人もいるのに)
  「Help」は同行の男性陣に「手伝ってやれ」と言っていたのであって、
  「仕事ですること」と、「レディーファーストで男性がすること」とは別なんですね。

★この列車でドーバー海峡を渡るのです。
  イメージでは海にそのまま突入・潜水、、、のはずないよね。

★アナウンスも発車ベルの合図もなく、
  時間になると静かに扉が閉まり発車します。
    ユーロスター9036 15:11発

★2等車両です。

★国境を越えるとアナウンスがフランス語になります。
  ・・・まったくわからない(^^;)

★約3時間でパリ北駅に到着。



パリ到着

★北駅です。
  荷物を持ちながら急いでバスに乗り込まなくてはならなかったのでうまく撮れてませんが、
  「おおっ、パリ!!」と思わず唸らせる佇まいでした。

★「これがパリなのね」とばかりにわけも分からず撮った街並みです。

★下の3枚は明後日じっくり見学するそうですが
  それでも「パリだわ!パリよ!」おのぼりさんになってバスからパチパチ。

★夕食はルーブルの近くのFONTAINE ST HONOREで。

★名物エスカルゴをいただきます。
  「ええーいっ!サザエだと思えばいいんだ!」と食べてみたら、、、
  美味しかったです。

★これでエスカルゴの殻をはさみ、
  左上にすこーし写ってる細いピンのようなもので中を取り出して食べます。

★お魚料理も美味しかったです。

ミルフィーユは、、甘かったです。

★夜の8時半なのにまだ明るいです。
  これは警視庁。

★明後日じっくり見学するノートルダム寺院

★ホテルに着いたのは9時過ぎ。
  近代的なお部屋でしたが、ポットがなくてお茶が飲めませんでした。

★長い長い廊下です。
  とても大きなホテルです。